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老人ホームは可哀そうな場所なのか?家族が抱える罪悪感【体験談】

老人ホーム
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「老人ホームへ入居」という選択をしたときに感じる家族の罪悪感。

その理由は、ご両親やご親族が「幸せを感じる生活が送れるかが不安」だからではないでしょうか?

入居前の不安に対するあるアンケートによると、6割以上が本人の満足度、続いて職員の対応への不安が占めています。

わたしが働く有料老人ホームでは、帰宅願望が強い方達がいらっしゃるのは事実。

実際にご家族から聞く声です。

  • 寂しい思いはしないか?
  • きちんとしたケアを受けれるのか?
  • ご飯はきちんと食べれるのか?

今回の記事は、実際の暮らしがどのようなものなのかについて、プラス面とマイナス面についても深堀します。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

老人ホームは可哀そうな場所なのか?と疑問に思うきっかけとなった体験談も併せて読んでみて下さい。

管理栄養士hana

老人ホームで働き始めて、その良さを実感した1人です。祖母に対する不安もなくなりました。

目次

老人ホーム かわいそうだと思う家族の罪悪感は不要

老人ホームは決して、可哀そうな場所ではない

職員の立場からみて、心から思います。

老人ホームでの生活の一番のメリットは、孤独ではない事。

もちろん、プラスな面もあればマイナスな面もあります。

それでは、具体的にプラスとマイナスの面を説明します。

老人ホームは可哀そうな場所なのか? 入居でのプラス面

プラスに思うことをまとめました。

プラス面

・必ず誰かしらおり、話し相手がいる
・異変に気付いてもらえる
・健康管理や薬管理をしてもらえる
・三度のお食事がでる
・レクリエーションなどがある

孤独を感じない

スタッフや他の入居者様、誰かがいつもいる安心感

必ず、誰かがいる安心感は大きいのではないでしょうか?

お部屋で過ごしていたとしても、必ず職員が声掛けをしたり、入居者様同士のおしゃべりもあります。

体調の変化に早く気づける

体調の異変に介護職員や看護師、医師(常勤でいない場合もある)が気づく

実際に私が働いている施設での話。

元々、物静かな入居者さまで、その日はいつも以上に静かにお部屋にこもっていました。

スルーされがちな何気ない違いなのですが、いつもケアをしている職員が、なんとなくおかしいと医師に診察を依頼しました。

すると、症状が現れる前の脳の異常があることに早期発見する事が出来ました。

無事に治療をされて今でも元気に過ごされています。

体調管理や薬の管理を任せる事が出来る

高齢になるとお薬の管理が自分ではできなくなります。

飲み忘れや飲み過ぎを防ぐことも元気に長生きできる要因ですね。

毎日、血圧や体温を測ります。

お薬の管理は、重要だなと感じています。

飲み忘れや飲み過ぎが重篤な状況に繋がる事もあるのです。

バランスの摂れた食事がある

バランスの摂れた食事を栄養士が作成

栄養士の立場からいうと、日々美味しいお食事を食べていただきたいという思いがあります。

そのために、調理職員と共に味付けや盛り付けの工夫をしています。

また、栄養面だけでなく見た目でも楽しんでもらえる工夫をしている施設がほとんどです。

レクリエーションがある

施設ではイベントがある

行事食や季節を感じるお食事など家庭では味わえないものもあります。

季節の行事は、スタッフで盛り上げるために仮装をしたりと、楽しんでいただけるようにしています。

季節のイベントや日々のレクリエーションがあります。

朝の体操なども楽しみの一つになります。

老人ホームは可哀そうな場所なのか? 入居でのマイナス面

反対に、マイナスな面もあります。

マイナス面

・入居者同士の人間関係
・スタッフに対する気兼ね
・職員に対して家族の目が届かない
・ご自宅ほどの自由がない

入居者同士の人間関係

入居者同士の人間関係がめんどくさい場合もあります。

日常を共に暮らすので色々とあります。

しかし、大きなトラブルがある時は職員が間に入り、食事中の席替えなど工夫をしてストレスが軽減されるように考えます。

職員に気兼ねをしてしまう

職員に気兼ねをして、要望を伝える事を遠慮する方もいます。

職員からすればとても小さなことでも、入居者さまは遠慮するのです。

しかし、職員もプロです。

その方の性格に合せて、話しかけたり要望を聞きだしたりとしています。

職員に対しての不安 

職員の日頃の入居者さまに対するケアが見えない。

詳しくいうと、ご家族の目が届かないのは、事実です。

ニュースで、職員による虐待や事故なども見かけます。

職員が他の職員の動きを、すべて把握できるわけでもありません。

後で後悔のない様に、事前に施設の見学をお願いしてもいいと思います。

その時に、雰囲気が感じられるといいかもしれません。

可能であれば実際に入居している方のご家族に、話を聞くなどすると安心かもしれませんね。

ご自宅ほどの自由がない

特に今は、コロナウイルスの関係で面会や外出を制限させていただいている施設がほとんどです。

自由はないかもしれません。

施設によっては、入居者様単独での外出を制限している場合もあります。

外出中の事故を防ぐことが目的です。

ご家族との外出や外泊もできるので施設のルールを詳しく聞いてみてもいいですね。

老人ホームは可哀そうな場所なのか? 総合的判断

総合的にみて感じること

最大のメリット

安心して余生を過ごせる

老人ホームにご両親やご親族が入居するにあたり、プラス面とマイナス面は上記にわたしなりにまとめました。

では、実際にご両親に入居をすすめるさいに起こる心の葛藤について、わたしが目の当たりにした経験談をお伝えしますね。

当事者になった時に、ものすごく罪悪感を感じることもあります。

それは当たり前の事でもあるのです。

ご家族の罪悪感を目の当たりにした体験談

【家族100人を対象としたアンケート】
4割以上が高齢の家族に入居を納得してもらえるか不安

わたしが、以前勤めていた時に実際にご家族とご本人との葛藤について目の当たりにしたことがあります。

その時の、ご家族の罪悪感は10年以上たつ今でも忘れる事はありません。

体験談①:直接目の当たりにしたご家族の罪悪感

わたしが体質改善の施設で、管理栄養士をしていたときに出会ったAさんのお話。

Aさんはお父様の介護を、ずっと自宅でされていました。

しかし、徐々に介護度が上がりご家族だけでは介護できない状態。

ある日、老人ホームに入居する事をお父様に伝えたところ、落胆しながらも

「迷惑をかけたくないから仕方がない」

と承諾されました。

その時から、Aさんのお父様に対する罪悪感との戦いの日々が始まりました。

涙を流しながら「父を見捨てた」とおっしゃっている姿に、当時のわたしは何とお声掛けしていいか分かりませんでした。

そのお姿を間近で目の当たりにして、わたし自身も老人ホーム=かわいそうな場所というイメージがつきました。

悲しい画像

体験談②:入居時の面談で感じるご家族の罪悪感

現在の体験談の説明をしますね。

施設として受け入れ可能かどうかの面談があります。

その時に、ご家族とご本人との温度差や、ご本人が納得していない事は日常茶飯事です。

ご本人が老人ホームになんて入らないと怒って、面談中止なんてことなんてざら。

いずれにしても、ご家族の方が浮かない顔をしていたり緊張していることがほとんどです。

理由は、ご家族が「自分たちとは一緒に暮らせない」と判断したから。

おじいちゃん、おばあちゃんを見捨てたと罪悪感を抱えている方が多いです。

「お父さん(お母さん)を老人ホーム入居させてしまった」

そう思うご家族はとても多いです。

老人ホームは可哀そうな場所なのか? 暮らしで感じる幸せ

わたしは入居者さまに対して

「せっかく老人ホームに入居したのだから、自宅では味わえない喜びを感じて欲しい」

といつも思っています。

わたしも祖母が有料老人ホームに入居しています。

仮に、自宅で暮らしたいと思っても、現状厳しい状況です。

ご家族と暮らす事、住み慣れた自宅で暮らす事以上に幸せはないかもしれません。

せっかく老人ホームに入居したのだから、そこでしか味わえない楽しみを堪能してほしいと思います。

幸せ①イベントが盛りだくさん

有料老人ホームに限らず、施設では季節の行事や日々のレクリエーションがあります。

笑顔の写真

老人ホームでは、こんなイベントがあります。

  • お誕生日会
  • クリスマス会
  • ひなまつり
  • 敬老のお祝い

規模が大きなイベントを、楽しんでいただきたいと思っています。

小さなお子さんがいるご家庭では、家族やお友達とお祝いをする事はあると思います。

老人ホームでは子供の頃に戻ったように、お祝い事のイベントをします。

童心に帰って、喜んで笑っていらっしゃる姿を見ることは何よりもうれしいです。

幸せ②三食バランスの摂れた食事

これは、わたしが管理栄養士として働いているので入れさせてくださいね(笑)

わたしの仕事は、日々献立を考えます。

入居者様の顔を思い浮かべながら、「何が食べたいかなあ」といつも思っています。

理由は、毎回の食事が最後の晩餐になるかもしれないから。

誰でもいつどうなるか分かりません。

高齢の方にとって、お食事は唯一と言っていいほど楽しみの一つ。

栄養士として、摂取基準に基づいて献立作成はしますが、基本的には入居者さまが食べたいと言われた献立は遅くても翌週には入れる様に献立変更します。

まだまだ、力不足ですが日々少しでも喜んでいただけるように奮闘中です。

老人ホームは可哀そうな場所なのか?家族が抱える罪悪感【まとめ】

何軒か施設にお話しを聞いてみて雰囲気などを見てみるのをおすすめします。

・施設の明るさ
・掃除はいきとどいているか
・スタッフの雰囲気
※現在は、コロナの関係で出来ない場合もある

ご本人やご家族にとって、どのように暮らすのが一番ベストなのかは誰にも判断はできません。

正解はないと思います。

老人ホームで働かせていただいている今ならば、あの時涙を流していたAさんに、もっとまともなお声がけが出来たかもなあと思います。

まずは、ご本人とご家族が更によい関係性を保てるようにしっかりとお話しをしてみてくださいね

老人ホーム入居がなかなか進まに時は、デイサービスや地域のコミュニィなどを検討してみてもいいかもしれません。

離れて暮らす家族を見守るサービスなんかも最近ではよく見かけます。

湯沸かしポットで、安否を確認するCMも見ますよね。

ご家族の不安やご本人が健康に長生きできるために、様々なサービスを利用してみてくださいね。

≫離れて暮らす家族の見守りに。
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