2019年から始まったコロナ禍での生活スタイルの変化。
働き方の変化や感染対策により、1人で食事をする事が増えました。
家族や友人と楽しみながら食事をする事が食べるだけの食事に変わりつつありますね。
栄養士として数多くの食事指導をしてきたわたしが、食事中のスマホが太りやすくなると確信する理由についてお伝えします。
わたしも、食事中にスマホを見るから何をしても痩せないのかな
食事中のスマホは、色々なところに影響がでるよ
運動をしても食事制限をしても痩せない方は、ぜひ参考にされてくださいね。
ダイエットの天敵!?食事中のスマホがダメな4つの理由
食事中のスマホは太る原因をつくります。
考えられる理由は、以下の4つ。
①噛む回数が減る
②食事認識低下
③早食い
④姿勢が悪くなる
研究結果をもとに説明しますのでご参考くださいね。
理由①噛む回数が減る
噛む回数が少ない
→満腹感がなくお腹がすく
→間食が増える可能性がある
噛む回数が少ないと、満福中枢が刺激されません。
食べても満足しないので食べ過ぎる原因になります。
食べた量が少なくて噛む回数が多い人と、量は多く噛む回数が少ない人を比較した研究があります。
6時間後の空腹感を調べると、食べる量が違っても空腹感に差がなかった。
しっかり噛むことは、自然と食べる量が少なくなりダイエットに繋がりますね。
理由②食事認識の低下
食事中にスマホを見ていると「ながら食べ」になります。
→食べたという感覚が脳に残っていない
→食べ過ぎてしまう
ながら食べが原因で体重が増加しているというアメリカでの研究報告があります。
ゲームをしながら食べた人と、食事に集中した人の食後の間食の量を調べました。
結果は、ゲームをしながら食べた人の方が、60%も多く間食を食べたそうです。
スマホを見ながらの食事は、無意識のうちに食べ過ぎてしまうのですね。
理由③早食いになる
早食いは、満福中枢が刺激されずに食べても満足せずに食べ過ぎてしまいます。
食事中にスマホを見ると、早くスマホが見たくて早食いに・・。
早食いは、噛む回数も減り食べた感覚も低下するので上で示した理由の様に、食べすぎる原因になります。
早食いは、太りやすくなるのでゆっくりと食べる習慣をつけるといいですね。
理由④食べる時の姿勢が悪くなる
姿勢が悪い事が原因で太りやすくなります。
→胃を圧迫して消化が遅く
→消化が遅くなると太る原因になります。
スマホを見ながらの食事は・・・
→身体が斜め
→テーブルに前かがみの姿勢
食べる時は、足を床につけてまっすぐの姿勢で食べると消化を促しやすくなります。
栄養士が解説|痩せるために最も大切な事
栄養士として沢山の方の食事についてのアドバイスをさせていただく中で確信している事。
ゆっくりと味わって食べている方は、健康的な体型をしている
上で示した太りやすい4つの理由は、せっかく栄養を摂っても身体に負担をかけています。
どのようなイメージになるかをまとめます。
イメージはこんな感じ。
正しく消化されないと、余分な脂肪がつきやすくなり血流が悪くなります。
血流が悪いと、身体の毒素が溜まったり酸素が十分に全身に巡らずデメリットだらけ。
肌荒れや髪の毛のパサつきなどの原因にもなりなすよ。
健康的に痩せるためにはこちらです。
健康的に痩せるためには
健康的に痩せるとは・・・
全ての細胞が生き生きとする事
骨格がみな違うので、あなたにとって健康的な身体になることが大切です。
同じ体重でも、骨格や筋肉の付き方、姿勢で見た目が変わります。
人それぞれ、その人に合った体型と体質があります。
痩せているからいい、肉付きがいいからいい、という事はありません。
その人に合った体型になる事が最も重要ですね。
ダイエットの天敵!?食事中のスマホがダメな理由【まとめ】
食事中のスマホがダイエットの天敵?!の理由をまとめます。
・噛む回数が減るとすぐにお腹がすく
・ながら食べは食事をした気がしない
・早食いは食べた気がしない
・姿勢が悪いと余分な脂肪がつきやすい
食事中にスマホを見る事は、これらの事全てに当てはまってしまいます。
お子さんや旦那さんががもし当てはまったら、「太るよ~」と、伝えてあげるといいですね。
食事は目で見てしっかり味わう事で、食べている認識を脳に伝えます。
豪華な食事ではなくても、忙しい合間の食事であっても、意識で栄養吸収・消化は変わります。
食事の時間は、食事に集中してメリハリをつけるのも大切ですね。
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